白血病の治療方法と免疫力を高める注目成分まるわかり

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再発

このページでは、慢性リンパ性白血病(CLL)の再発や転移について解説。再発や転移を予防する方法、免疫力を向上させる成分「米ぬか多糖体」ついて紹介しています。

慢性リンパ性白血病(CLL)の再発・転移について

慢性リンパ性白血病の再発や転移についてまとめています。

再発

治療の効果によって症状が落ち着いて安定した状態になる寛解、または治癒と判断された後に再び症状が出現することを再発と言います。慢性リンパ性白血病では再び症状が出現し、積極的な治療が必要となったときに再発と診断。

前回に抗がん剤を単剤で投与していた場合は複数の抗がん剤を組み合わせる「多剤併用療法」、多剤併用療法を行っていた場合は分子標的薬の「リツキシマブ」を抗がん剤にプラスして強度を上げる治療が勧められています。慢性リンパ性白血病は寛解状態になったとしても必ず治癒には結びつかないので、再発率の数値は明確されていません。未治療の場合の生存率は5年が60~80%、10年が20~30%、20年が10%となっています。

転移(浸潤)

白血病は血液のがんなので、転移という言葉ではなく「浸潤」と呼ばれています。白血病の浸潤は、がん細胞が最初に発生した箇所からリンパや血管に入り込み、血液やリンパの流れに乗って他の臓器や器官に移動し増加することに。特に、リンパの流れが集まるリンパ節や血液の流れが豊富な肺・肝臓・骨などに転移することが多いです。

慢性リンパ性白血病(CLL)が再発・転移しないための対策方法

近年、白血病治療の分野では体内にもともと備わっている免疫力を強化することによってがん細胞を撃退する「免疫療法」の研究に力が入れられています。例えば、ANK療法。血液に含まれているTリンパ球からがん細胞を攻撃する働きがあるNK細胞を取り出し、薬剤で増殖させて点滴で体内に戻す治療方法です。NK細胞を増殖させることで、免疫系の強化を実現できます。免疫療法は副作用がほとんどなく、がん細胞を攻撃することが可能です。

免疫機能を向上させる米ぬか多糖体とは?

白血病の治療で注目されている免疫力。そんな免疫力をアップできる成分として注目を集めているのが「米ぬか多糖体(RBS)」です。研究結果から、がん細胞を攻撃するNK細胞の働きを活性化させるということがわかっています。中には、NK細胞の活性度合いが6倍になった人もいるそうです。病院で免疫治療を受けなくてもNK細胞の活性化が期待できる、画期的な成分と言えるでしょう。(※1)

免疫力アップや抗がん剤の副作用抑制
注目の成分「米ぬか多糖体」について詳しく見る

【参照元】※1:米ぬか多糖体免疫研究会「NK細胞の活性抗がん作用」(https://rbsnuka.com/

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