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症状

造血幹細胞に異常が起こり、がん化した血液細胞が増殖してしまう「慢性骨髄性白血病(CML)」の症状について解説しています。

慢性骨髄性白血病(CML)の診断までの流れ

慢性骨髄性白血病は、血液のがん「白血病」の一種。白血病の中でも、比較的ゆっくり進行します。そのため、自覚症状がほとんどないか、軽度であることが特徴です。

慢性骨髄性白血病は、血液検査の異常から発覚します。

骨髄で作られる血液細胞は、白血球・赤血球・血小板です。一般的に行われる血液検査で白血球が異常なほど増殖している場合は骨髄性白血病の可能性が高いとされ、骨髄検査を実施。骨髄検査によって診断が下されます。

慢性骨髄性白血病(CML)の病期と症状

慢性骨髄性白血病(CML)は、3つの臨床病期に分けられます。ほとんどの場合は慢性期から始まり、5~6年間かけて移行期へと移行し、最終的には急性転化期に突入します。

慢性期

慢性骨髄性白血病を発症する患者のほとんどが慢性期の段階で診断を受けます。慢性期のうちは自覚症状がないか、軽い自覚症状(倦怠感、微熱、体重減少)が認められます。

慢性期で倦怠感や微熱などが引き起こされるのは、血液細胞が必要以上に作られてエネルギーを消耗するから。また、すい臓でも血球が作られるようになり、すい臓が肥大するためお腹の左上から左肩にかけて痛みが走ることもあります。

移行期

慢性期から急性転化期へ移行する病期は「移行期」と呼ばれます。人によっては移行期がないまま急性転化期に移行する場合もあるようです。赤血球の減少による貧血や発熱などが見られ、すい臓がますます腫れてきます。

骨髄の中では白血球細胞がさらに増殖するものの分化することができず、成熟できない白血球が増え続けることになります。

急性転化期

慢性骨髄性白血病が急性転化期を迎えると、貧血や出血、高熱など、急性白血病と似た症状が見られるようになります。また、未成熟の白血球が増加して赤血球が減少。成熟した血液細胞の役割だった感染防止のはたらきが著しく低下するので、感染症にかかりやすくなります。

症状を緩和させる米ぬか多糖体とは?

白血病にかかると、倦怠感や食欲減退などさまざまな症状や副作用に悩まされてしまいます。

そんな症状を軽減させる物質として注目を集めている「米ぬか多糖体(RBS)」というものがあります。米ぬか多糖体は免疫力を高め、NK細胞を活性化させる作用が確認されているのです。(※1)

そのため、米ぬか多糖体は血液のがんと称される白血病の症状や化学療法による副作用を軽減させ、白血病患者のQOL(生活の質)向上に繋がる物質として期待されています。

免疫力アップや抗がん剤の副作用抑制
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【参照元】※1:米ぬか多糖体免疫研究会「NK細胞の活性抗がん作用」(https://rbsnuka.com/

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