症状
このページでは急性リンパ性白血病の診断方法や症状について紹介しています。また、白血病の抗がん剤治療で起こる副作用をやわらげる物質についてもまとめました。
急性リンパ性白血病(ALL)の診断までの流れ
急性リンパ性白血病は、白血病細胞が骨髄中で急激に増えることにより起こります。初期は発熱や体のだるさなど風邪に似た症状が起こりやすいため、風邪の症状と歯茎からの出血、貧血や息切れなどが同時に現れたときはすぐに病院で受診しましょう。白血病の疑いがある場合は血液検査や骨髄検査を行うことで、急性リンパ性白血病かどうか診断してもらいます。
急性リンパ性白血病(ALL)の病期と症状
急性リンパ性白血病に病期分類はなく、治療していない「未治療」、がん細胞が消失した「寛解期」、再び白血病になる「再発」の3分類に分けられています。
急性リンパ性白血病の症状
急性リンパ性白血病の症状は主に2種類。赤血球や白血球が少なくなることで起こる造血機能の異常と、臓器に白血病細胞が入り込んでしまうことで起こる臓器や神経系の異常に分けられます。
貧血や息切れ、頭痛など風邪のような症状が多く見られますが、出血を伴っている場合は白血病の疑いがあります。
造血機能に異常がある場合
- 赤血球の減少で起こる貧血、息切れ、動悸、倦怠感など
- 白血球が減少し免疫力が低下することで起こる感染症や発熱など
- 血小板の減少によるあざや点状の出血斑、鼻血、歯茎からの出血など
臓器に白血病細胞が入り込んでしまった場合
- 肝臓や脾臓の腫れからくるお腹の張り、腹部の腫瘤や痛み
- 歯肉の腫れによる歯茎からの出血や痛み
- 骨痛が原因で起こる腰痛や関節痛など
- 中枢神経系への白血病細胞浸潤で起こる頭痛、吐き気、嘔吐
- リンパ節の腫脹によるリンパ節の腫れ(T細胞系では縦隔部にこぶができる)
代表的な症状として息切れや倦怠感、発熱などが挙げられますが、ただの風邪だと思い病院へ行かない方も。急性白血病は進行すると合併症や再発などのリスクが高まるため、自己判断せず体調が良くないと感じたら医療機関で受診するのがおすすめです。早期発見して適切な治療をすれば、治療でがん細胞を無くすこともできます。
症状を緩和させる米ぬか多糖体とは?
急性リンパ性白血病の症状には貧血や倦怠感といった症状のほか、発熱や頭痛、リンパの腫れなど炎症を起こすものがあります。そうした症状を改善する効果があるとされているのが「米ぬか多糖体」。米ぬか多糖体は、抗炎症作用やNK細胞を活性化する効果を持っているといわれています。米ぬか多糖体免疫研究会が行った実験では、白血病のときに起こる症状を抑えて免疫力を上げてくれるという結果も。(※1)
米ぬか多糖体を摂取することで白血病の症状を緩和し、改善する効果が期待できるでしょう。
免疫力アップや抗がん剤の副作用抑制
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【参照元】※1:米ぬか多糖体免疫研究会「NK細胞の活性抗がん作用」(http://rbsnuka.com/)