そもそも白血病とは
「血液のがん」とも言われる白血病。その症状や原因、検査方法、治療の流れなどをまとめています。また、白血病への効果が期待されている「米ぬか多糖体」についても紹介。完治に向けてまずは白血病の正しい知識を身に着けましょう。
白血病とは
白血病とは骨髄のなかにある「造血幹細胞」という細胞ががん化してしまう病気。造血幹細胞は白血球や赤血球、血小板など血液のなかで人体の健康を維持するために働く細胞を作り出す細胞です。造血幹細胞ががん化すると身体を正常な状態に保つための血液細胞が減少するため、細菌やウイルスに感染しやすくなります。感染症の悪化により死に至ることも珍しくない深刻な病です。
FAB分類とWHO分類
白血病は「急性骨髄性白血病」や「慢性リンパ性白血病」などいくつかの種類に分類することができます。白血病の分類法としては1976年に提唱された「FAB分類」が有名です。現在では2010年に提唱された「WHO分類」と呼ばれる分類法が国際的に主流となっていますが、急性骨髄性白血病に関してはいまだFAB分類の方がWHO分類より有用性が高いと言われています。
原因
白血病は、発病の過程で遺伝子の異常が起きていることがわかってきています。遺伝子が異常を起こす理由は様々で、代表的なところではたばこに含まれる発がん性物質や放射能など。しかし、白血病の原因はいまだその全貌が明らかにはなっていません。
初期症状
白血病の初期症状には「発熱」「貧血」「怪我をしたときに血がとまりづらくなる」などが挙げられます。初期症状を見逃さず、早期治療を行うのが望ましいですが急性白血病の場合には発熱くらいしか病気を見つけるための初期症状がありません。体調不良に注意深く向き合うことで、病気を見極める必要があるのです。
検査・診断
白血病検査は大きく4種類に分けることができます。血液検査・骨髄検査・染色体検査・遺伝子検査です。なかでも一般的なのは血液検査と骨髄検査。この2つの検査で白血病の疑いが出た場合、染色体検査か遺伝子検査に進むというケースが多いようです。
治療の流れ
白血病の治療の流れは大きく3つの段階に分けられます。白血病の治療では正常な血液細胞を一刻も早く増やすことを目指し、抗がん剤投与をはじめとした化学療法を実施。抗がん剤は正常な細胞にも影響を与え免疫力を低下させてしまうことがあるため、治療期間中は免疫力の維持が大切になります。
治療後のQOL
白血病の治療後、患者さんの生活はどのように変化するのでしょうか? 国立がん研究センター中央病院が実施したアンケート調査の結果を元に、白血病とQOLについて考えてみましょう。
白血病の治療費
白血病の治療にはどのくらいの費用がかかるのでしょうか? その費用総額の目安や、費用を抑えるために利用できる公的制度などについてチェックしておきましょう。
白血病におけるスピリチュアルケア
白血病のような重病にかかることで、患者本人はもちろん、家族や周囲の人々には大きな精神的負担がのしかかります。そこで、近年重視されるようになってきた「スピリチュアルケア」に注目してみましょう。
白血病への効果が期待される「米ぬか多糖体」とは
白血病になると血液細胞が正常に働かなくなるため、免疫力が異常に低くなり、様々な感染症にかかりやすくなります。白血病を治療するうえでは、免疫力を維持することが大切です。
「米ぬか多糖体」は摂取することで免疫力が高まることが科学的な実験で確かめられている成分。副作用がなく、他の治療の副作用を抑える効果も期待されています。
白血病の治療にあらゆる方面からアプローチしたいと考える方は、米ぬか多糖体を一度試してみてもいいでしょう。