症状
進行すると重度の貧血を引き起こすことのある慢性リンパ性白血病(CLL)の症状について解説しています。
慢性リンパ性白血病(CLL)の診断までの流れ
初期の段階では自覚症状がほとんどなく、定期的な血液検査でリンパ球数が異常な数値を示したりすると偶然発見につながります。全身を調べてしこりやその他の異常、生活習慣、既往歴などの調査を経て、血液サンプルを採取したり血球や染色体を調査したりする流れです。
慢性リンパ性白血病(CLL)の病期と症状
中年期以降の男性に多く発症する慢性リンパ性白血病の病気分類はA~C期で分けられます。
Rai分類の低リスク(Rai分類病期0 期)、Binet分類の病期A
0期の慢性リンパ性白血病では、血液中のリンパ球が非常に多くなること以外に白血病の症状はありません。ゆっくり進行するため、無痛です。
Rai分類の中間リスク(Rai分類病期I、II期)、Binet分類の病期B
血液中のリンパ球が非常に多い状態です。肝臓や脾臓、リンパ節に腫れがみられます。
Rai分類の高リスク(Rai分類病期III、IV期)、Binet分類の病期Cまたは進行性の病期B
血液中のリンパ球が非常に多い状態です。血小板と赤血球が非常に少なくなり、貧血を起こすことも。リンパ節、肝臓、脾臓が正常よりも腫脹している場合があります。
症状を緩和させる米ぬか多糖体とは?
慢性リンパ性白血病に対する治療法の中には、罹患者自身の免疫力を向上させて、ガンと戦う治療法があります。ガンに対する抵抗力を高めて、どのように治療を進めていくかを方向づけしたり、患者自身を回復させたりする役目を持つ、現在臨床試験段階の治療法です。
免疫力アップや抗がん剤の副作用抑制
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【参照元】※1:米ぬか多糖体免疫研究会「NK細胞の活性抗がん作用」(https://rbsnuka.com/)