白血病の治療方法と免疫力を高める注目成分まるわかり

menu
白血病の治療・症状ガイド【白血病大事典】 » 慢性骨髄性白血病(CML)

慢性骨髄性白血病(CML)

このカテゴリでは、慢性骨髄性白血病の基礎知識や免疫力アップにオススメの成分について紹介しています。初期症状がほとんどなく気づきにくい慢性骨髄性白血病。少しでも早く発見し、病期の進行を食い止めるのがガキです。

慢性骨髄性白血病(CML)とは?

慢性骨髄性白血病とは、白血球ががん化してしまう病気です。発症したばかりの段階だと、がん化している白血球も正常な白血球と同じように働くため、発症に気づかないケースが多いといわれています。発見される際には、慢性骨髄性白血病の疑いによる検査を行うのではなく、別の理由で血液検査を行った際に、白血球の量が多いことがわかり、慢性骨髄性白血病の疑いがあると分かる場合がほとんどです。

白血病の原因はさまざまで、その進行の様子や細胞、遺伝子に異常が起こっている状態によってさまざまな種類に分かれます。慢性骨髄性白血病の場合は、病気の進行の様子によって大きく3つに分けられます。初期段階は慢性期、中期は移行期、病期の進行が早くなった状態を急性転換期を呼びます。

参考:(PDF)慢性骨髄性白血病の診断と治療[PDF]

FAB分類とWHO分類における慢性骨髄性白血病(CML)

先に紹介した、慢性期と移行期、急性転換期のそれぞれの特徴は以下のようなものがあります。

慢性期(CP) ・自覚症状はほとんどないが、微熱などの軽い症状が見られることもある
・骨髄中には白血病細胞が増える
・がん化した芽球が成熟し、増える
・血液中に白血球が増える。赤血球や血小板はある程度機能している
移行期(AP) ・貧血や微熱が見られ、脾臓が腫れる
・骨髄中の白血病細胞異常がさらに悪化
・がん化した芽球は成熟せずに増える
急性転化期(BP) ・貧血や高熱など、急性白血病に似た症状が出る

参考:(PDF)白血病の病型分類(FAB分 類, WHO分類[PDF]

慢性骨髄性白血病(CML)治療の流れ

慢性骨髄性白血病の治療は、病期の進行を抑えて急性骨髄性白血病へと転化しないようにすることを目的として行われます。

受診

医療機関にて、問診、症状の原因を探る検査や診断がおこなわれます。

検査や診断

慢性骨髄性白血病の検査は、ほかの理由で行われた血液検査の結果によって発見されることが多いです。さらに病気を診断するために検査を行う場合は、血液内科があれば血液内科で検査を行います。

慢性骨髄性白血病の疑いがある場合は、骨髄穿刺という骨髄の細胞を採取して観察する検査も行うほか、必要に応じて染色体検査や遺伝子検査なども行われます。

治療方針の決定

慢性骨髄性白血病では、外科的な治療を行うことはほとんどなく、抗がん剤を使用してがん細胞が増えてしまうことを防いだり、がん細胞を破壊する治療を行います。そのほか、投薬による治療を行うことも多いですが、患者の症状の進行度や状態によって適切な治療法を検討した上で治療に入ります。

ただし、病状が進行し脾臓が腫れて大きくなってしまった場合は、症状が悪化する恐れがあるため外科手術を行い、脾臓を摘出することもあります。

治療と経過観察

治療によって症状の進行が止まる、病状が改善するなどの効果が見られたら、軽毛観察に入ります。最初は週1回程度の通院で経過観察を行い、容態に変化がなければ月に1回、2ヶ月に1回と通院間隔を延ばしていきます。服薬による副作用の問題がないようであれば、3ヶ月に1回ほどの通院になります。

慢性骨髄性白血病(CML)の原因

慢性骨髄性白血病(CML)の原因について詳しく見る

慢性骨髄性白血病(CML)の症状

慢性骨髄性白血病(CML)の症状について詳しく見る

慢性骨髄性白血病(CML)の治療法

慢性骨髄性白血病(CML)の治療法について詳しく見る

慢性骨髄性白血病(CML)の合併症

  • 初期段階では合併症のリスクは少ない
  • 症状が進むと自己免疫性溶血性貧血や自己免疫性血小板減少症などの合併症が起こる可能性がある
  • 慢性骨髄性白血病(CML)の合併症について詳しく見る

    慢性骨髄性白血病(CML)の再発

    慢性骨髄性白血病(CML)の再発について詳しく見る

    慢性骨髄性白血病(CML)の治療費

    慢性骨髄性白血病(CML)の治療は、現代において多様化してきています。しかし、治療費においては変わらず高額なままというところが問題化しています。現在の医学では、多発性骨髄腫は完治する疾患ではないようです。そのため、慢性骨髄性白血病が受けられる「高額療養費制度」や「助成金制度」について情報を集めました。

    慢性骨髄性白血病(CML)の治療費について詳しく見る

    慢性骨髄性白血病(CML)だと診断されたときにできること

    白血球に異常をきたしてしまう慢性骨髄性白血病。免疫機能をもつ白血球ががん化してしまうことで、免疫力の低下が起きてしまいます。そうなると、本来は白血球が退治してくれる弱い細菌やウィルスによっても感染症を引き起こしやすくなってしまうのです。

    そんな状況に陥ってしまわないようにするには、免疫力のアップが必須。一般的に言われている免疫力を上げる食事を取ったり、軽い運動やサプリメントなどが効果的です。そのなかでも、今注目の成分が米ぬか多糖体。摂取すると免疫力を上げる働きがある(※1)と言われています。気になる方は、ぜひ米ぬか多糖体のページをチェックしてみてくださいね。

    免疫力アップや抗がん剤の副作用抑制
    注目の成分「米ぬか多糖体」について詳しく見る

    【参照元】※1:米ぬか多糖体免疫研究会「NK細胞の活性抗がん作用」(https://rbsnuka.com/

    コンテンツ一覧